一人暮らしをするための引っ越しでは、なるべく荷物を少なくしたほうが良いと前回(一人暮らしを初めてする準備。引っ越しで持っていくものや必要なものは?)お話しました。荷物が少ない分、苦労も減るし、かかるお金も減らせるからですね。
では、荷物が少ないとき引っ越しを安く済ませるためには、
- 引っ越し業者
- 自分で運ぶ
- 宅急便で送る
このなかで、どういう方法を取るのが一番いいんでしょうか?
あなたにとってベストな方法が見つかるようにそれぞれ解説していきます。
引っ越しの荷物が少ないとき安く済ませるには?
引っ越しをするとき、まず最初に引っ越し業者に頼むことを考えると思います。多くの荷物を運ぶのは大変ですからね。
でも、実家から一人暮らしするために引っ越すなら、そこまで荷物は大量になりませんよね。家具家電類は新しく買って、家から持っていくものを最小限に抑えるのなら特に少なくできると思います。
そうすると、「業者に頼まなくても、なんとかなるかも?」なんて節約したくなっちゃいますよね。引っ越し屋さんに頼むとなんだか高くなってしまいそうなイメージがありますし。引っ越し業者にも「単身引っ越し用」の少ない荷物を安く運ぶ料金パックがありますが、大きな家具家電が無いとちょっと損な気もしちゃいます。
なので、もしあなたがご両親や知り合いに車を出してもらえて、なおかつ実家と引っ越し先が何度か往復できる距離ならば、自分たちで荷物を運ぶのもアリです。これができれば一番の節約になりますよね。
「距離が遠くて無理」という場合は、宅急便・宅配便で荷物を新居に送ると、引っ越し業者に頼むよりは安く済む可能性があります。
このあたりは、あなたの状況によって「どちらを選ぶべきか?」が変わってきますが、どちらを選んでも業者に頼むより出費を抑えられます。なので、引っ越し業者に頼むのは、「どちらも出来ない場合に限って」と考えていいでしょう。
そこで、それそれの良い部分と悪い部分をもっと詳しく説明していきますね。
引っ越しの荷物を自分で運んでもいい?
引っ越しする時に、自分たちで荷物を運べたらお金がかからなくていいな~って思いますよね。やっぱり、引っ越し代がかからない(ガソリン代くらい)というのがこの方法の一番の魅力です。
でも、この方法は、
- 「車を出してもらえる」または「自分が免許を持っている」
- 実家と新居の距離が近い(往復3時間程度)
という条件がそろっていないと出来ないところがネックですね。
一度で荷物を運びきるのは難しいですから「何度も行き来する」ということを考えると、往復に時間がかかってしまう距離は厳しいです。何日かかけて準備するにしても、往復4時間を超えると運転するひとが疲れてしまうでしょうしね。疲労で注意力が下がると危ないので、無茶はしないようにしましょう。
それに、すべてを自分でやるので体力的にもちょっと大変です。重いダンボールを運ばなければいけないので、台車なども必要になるかもしれません。特に「書籍類」が多いと重たい箱が増えてしまうのでキツイかもですね…。体力に自信が無い場合は、家族や友人で「力持ちの協力者」を探してみるのが良いと思います。
良い部分としては、自分ですべての荷物を運ぶことによって、大切なものを運ぶのも安心できます。引っ越し業者さんに任せると、「乱暴に扱われないか」とか「紛失されないか」なんてちょっと不安だったりしますしね。大丈夫だと思いますけど(^-^;
私みたいな「疑り深い性格」だったら、全ての荷物が自分の目の届くところにあるこの方法は、精神的に楽だと思います。笑
もしも、あなたが免許取得済みで、レンタカーを借りて運ぶことになるのなら、距離と荷物量によっては注意が必要です。近距離で荷物数も少なく、レンタル時間が短くて済むのであればお得ですが、長距離だったり、実家と新居を何往復もするなど、レンタル時間が長くなっていくと料金が上がり、引っ越し業者の単身プランの方が安くなることも。
状況にあわせて、判断してみてください。
引っ越しの荷物を宅急便で送ってもいい?
実家から引っ越し先までの距離が遠かったり、車が用意できない場合は、宅急便や宅配便で荷物を送るのも業者に頼むよりは安く済むのでオススメです。荷物の量にもよりますが、ダンボール15個以下なら確実に引っ越し業者よりも安く荷物を運ぶことができます。
荷物をそのまま普通の宅配便として送ることもできますし、クロネコヤマトなどの「単身パック」と言われる引っ越しサービスを利用することもできます。
どちらも長距離になるほど料金が上がってしまいますが、どちらかというと「単身パック」よりも「通常の宅配便」のほうが安めの価格設定になっていますので、遠いところへ引っ越すときは単身パックのような引っ越し用のサービスを利用しないで、普通に宅配便としてお願いしたほうがお得ですね。
ゆうパックなら10個以上の荷物で割引してくれるので、ダンボールが10個以上あるならゆうパックを利用して荷物を送るのが一番安上がりです。
反対に、同市内などの近距離だったら単身パックなどのサービスを使った方が安かったりします。同都道府県内だと、荷物の数などによってちょっと微妙なところですね。単身パックの見積もりをしてもらうなどして決めると良いでしょう。
引っ越しの荷物を宅急便で送るときに困ることといえば、ダンボールの確保や荷造りですね。
ヤマトなどの運送業者からダンボールを買うこともできますが、お金がかかってしまいますので、スーパーやホームセンターからダンボールを貰ってくる必要があります。
荷造りの際も、こわれものなどはしっかり守れるように梱包しておかないといけません。自分の見えない所で運ばれるので、なにがあるかわかりませんからね。割れ物注意のシールを貼っておいても、どのくらい効果があるのかわかりませんし…ってこれは私が心配しすぎなだけかもですけど(^-^;
大事なこわれもの系の荷物は、ちょっとやそっとの衝撃では壊れないように緩衝材を入れて防御を固めておくと安心です。
引っ越しの荷物が少ないとき安く済ませる方法まとめ
◎引っ越し先が近い場合
車がある⇒自分で運ぶ
車が無い⇒ヤマトなどの単身パック利用
◎引っ越し先が遠い場合
⇒ゆうパックで荷物を送る
この方法が、荷物が少ない場合に安く引っ越すコツですね。あなたはどれに当てはまりましたか?是非、自分に合ったお得な方法で引っ越しをしてみてください。
もし、「やっぱり大変そうだな、引っ越し業者さんに任せたいな」と思った場合、なるべく費用を安くするにはネットでの一括見積もりサービスを利用するという手もあります。
一度に多くの業者さんに見積もり依頼できるので、競い合って安くしてもらえるんですね。
《ズバット引越し比較》では、無料で簡単に大手引っ越し業者や地域密着の業者さんの見積もりが取れます。
こちらで見積もり依頼をすると、ネットでおおよその金額が見れるだけでなく、すぐに引っ越し業者の方から連絡をしてくれます。そこで詳しく見積もりの相談をしたり訪問見積もりをお願いできるので、じっくり考えるよりスピード重視の場合におすすめ。自分で色々な業者に見積もり依頼をする手間も省けます。
ただ、色々な業者からひっきりなしに電話がかかってきたり、夜遅くに電話してくる場合もあるという口コミもあるので、絶対最安値を引き出してやるぞ!という気合がないと疲れちゃうかもです(^-^;
また、無料で利用できる代わりに、利用後のセールス電話が多いのが難点。公式サイトから連絡停止希望のメールを送ったり、かたっぱしから着信拒否にしたり…と多少の手間がかかりますが、安さを求めるなら考えてみてもいいのではないでしょうか。