ここまで、実家を出て一人暮らしをするときの準備や荷物を送る方法について紹介してきました。
⇒一人暮らしを初めてする準備。引っ越しで持っていくものや必要なものは?
⇒引っ越しの荷物が少ないとき安くすませるには自分で運ぶ?宅急便で送る?
おおよそのビジョンが見えてきましたね。
そこで次に気になってくるのが「荷造りにはどのくらい時間がかかるのか?」ってことだと思います。それによって、いつから荷造りを始めるか予定を組めますからね。
というわけで、今回は荷造りの時間やスムーズに終わらせるコツをご紹介していきたいと思います。
一人暮らしのための引越しで荷造りにかかる時間は?
一人暮らしを始めるために実家を出る場合、そこまでたくさんの荷物があるわけではないと思います。人にもよりますが、ダンボール10~15個程度が平均値と言われていますし。そうすると、荷造りにかかる時間もそれほど多くはない…と思いますよね。
でも、実際に荷造りを始めると、結構時間がかかっちゃう場合が多いんです。何故なら、「とりあえず全部持っていく!」という引っ越しに比べて、実家から必要なものを「選んで」持っていくので、その選別に悩んで時間がかかってしまったりするんですね。
このあたりは性格や物の量によっても変わってくるのですが、もしあなたが何でもスパっと決められる性格で荷物が少ないなら、一週間程度あれば問題なく荷造りできるでしょう。人によっては短期集中で2日間でまとめ上げる!なんて人もいます。
逆に、趣味の物や大切なものが多く、何を持っていこうか悩んでしまう性格だったら、「あっ!これ懐かしい!」なんて思い出の品を見つける度に寄り道したり悩んだりしてかなり時間がかかると思います。掃除中に出てきたものに気を取られて中断してしまうタイプはこっちですね。笑
こうなると一日の作業量にもよりますが三週間から一カ月はかかることが多いです。私もこっちのタイプです(^-^;
このように、あなた自身の性格・物に対する考え方によってかかる時間は違ってきますので、ご自分がどちらに当てはまるのか?をよく考えたうえで予定を立てるといいでしょう。
引越しの荷造りはいつから始めればいい?
上記をふまえたうえで、具体的に引越しのどのくらい前から荷造りを始めるのが良いのでしょうか?
私のオススメはずばり『引越しする日の一カ月前から始める』ことです。
サクサク進められるなら、「2週間前から」とかでも全然大丈夫だと思うんですけど、やっぱり、ギリギリになって焦りたくないじゃないですか。間に合わないかも~って慌てて作業するより、余裕をもってゆっくり丁寧に進めていったほうがいいです。焦ると箱の中がぐちゃぐちゃになっていたり、まとめるべきジャンルのものが別の箱に紛れ込んでしまったり、引越し先で開けて整理するときに大変な思いをすることもありますからね(^-^;
特に、私みたいな優柔不断系でしたら余裕をもって始めないとまずいです。「まだ時間あるから~」なんて気を抜いて「卒業アルバム眺めるだけで作業終わり」みたいな日が続いちゃうと、結局最後の一週間くらいで「間に合わない!!」って大慌てになっちゃいますよ!
なので、一カ月前から少しずつ、ゆっくりでいいので荷造りを始めておくといいですよ。
引越しの荷造りのコツとは?
どうですか?荷造り作業のイメージがわいてきましたでしょうか?
ここからは、なるべく迷わずスムーズに荷造りができるコツをいくつかご紹介したいと思います。「どこから始めればいいんだろう?」と途方にくれているあなたの手助けになれば幸いです♪
1:使わない物から箱に入れていく
引越しの荷物のメインになるであろう洋服などは、まだ着るから、となかなか荷造り出来ないですよね。ですから、まずはすぐに使うことのない『雑貨・本・DVD』などから荷造りしていくのが良いですよ。日常的に使用しないものなら、早めに箱に入れてしまっても困りませんからね。
また、洋服でも『引っ越すまでに着ない服』は箱につめても良いでしょう。夏服など、季節が遠い服はすぐに着ることはありませんよね。同じ要領で普段使いでない『靴』も早いうちに荷造りできるアイテムです。
「今使えなかったら困る」と感じるもの以外はどんどん箱詰めしていきましょう。
2:丸1年以上着ていない服は捨てる
引越しで持っていく洋服を選ぶのに時間がかかってしまうこともありますよね。「いつか着るかも」とか「部屋着にはなるかも」なんてどれもこれも必要に感じたり…よくあります(^-^;
でも、丸々1年着ていない服って、結局そのあとも着ないんですよね。それなりのダメージや流行のズレなんかもありますし。
なので、丸1年以上着ていない服は思い切って捨てちゃいましょう。荷物が減っていいですよ。
3:重いものは小さい箱に、軽いものは大きい箱に入れる
初めて荷造りをするときって、何も考えずに同じサイズの箱に重いものも軽いものも入れてしまいたくなりますが、これだとちょっと大変なんですよね。
たとえば、重い本ばかりを大きな箱にぎっしり詰めると、持ち上げるのが困難になってしまいます。鬼のような重さです。笑
持てないだけでなく、ダンボールの底が抜けてしまう危険もあるので、本のような重いものはなるべく小さい箱に小分けしていれるようにしましょう。
反対に軽いものは大きな箱にジャンジャン入れていきましょう。
4:箱には内容物とすぐ必要かどうかのしるしを付けておく
箱の中に何が入っているかをしっかり書き記しておくと、引越し先で開ける時にわかりやすいので、実践してみてください。内容物の名前だけじゃなくて、開封する順序として「後でもいいよ」というものには×、「早めに開ける」ものには〇、というように自分なりのマークをつけていくのも荷解きのしやすさが上がるのでオススメです。
5:引越してすぐ使いたいものは一つの箱にまとめる
引越し当日に、新居ですぐにでも使いたい!という小物類などは一つの箱にまとめていれてしまうとわかりやすいです。これにもマーキングをしておくと判別しやすいですね。
トイレットペーパーや整髪料など、現地で買わずに持っていくならこうした箱にまとめるといいでしょう。
引越しの荷造りにかかる時間についてまとめ
いかがでしたか?
あなたが「のんびりタイプ」でも「テキパキタイプ」でも、一カ月前から少しずつ荷造りを始めるようにしておくと、焦ることなくしっかり判断しながら仕分けできるのでオススメです。
テキトーに詰めて送ってしまうことも出来ますが、荷解きの事を考えると、きっちり整頓されているほうがわかりやすくて楽ですからね。
この機会に断捨離もして荷物を減らしていきましょう。実家から出るときは、持っていかないから「すぐ捨てなきゃいけない」わけでもありません。ちょっとくらい荷物を置かせてくれますよね。
なので、悩んでなかなか決められないものは、一旦実家に置いておいてもらって、引越してしばらくしてから「やっぱり必要!」と思えば取りに行けばいいし、「いらない」と思えば処分してしまえばいいんです。
『絶対に必要なもの』さえ引越しに持っていけば、他のものは後からでもちょっとずつ持ってきたりできますからね。あまり悩みすぎずにゆるく作業していきましょう。
それでは、引っ越し作業頑張ってくださいね!