最近、VR(バーチャルリアリティ)が流行していますね。
私もYoutubeとかのVR動画見てみたいなーと思っていたのですが、ゴーグルにも色々な種類があってどれがいいのかわからない…と色々な商品をアマゾンでチェックしていました。
悩みに悩んで、ダンボールよりちゃんとした物の方がいいかな?と思い、その中で一番安かったTaoTronicsの「TT-VR003」を購入してみましたので、使い方と感想を書いていきたいと思います!
スマホ用VRゴーグルの使い方
VRを試してみたいけど、使い方が難しいんじゃ?と思ってしまうかもしれませんが、ゴーグルの使い方は非常に簡単です。
基本的にどれも、スマホでVR映像を再生して、ゴーグルに入れるだけです。
今回は、私が購入したTT-VR003の使い方を説明しますね。
まず、箱を開けると、
- VRゴーグル本体
- 取扱説明書
- 感謝カード
- クリーニングクロス
- 収納ポーチ
- スペアマグネット
そして、自分のスマートフォンにVR動画を用意します。
YouTubeでもいいですし、アプリでもいいです。
そうすると、半分ずつ同じ画面が映った状態になります。これがVR用の再生画面です。
ここまで準備できたら、ゴーグルにスマホをセットしましょう。
前面のカバーをパカっと開けると、そこにスマホを固定できるようになっています。
厚めのケースなどをしていると、はまらないかもしれません。
ちなみに、対応スマホは4.7から5.5インチの画面サイズのものだそうです。
カバーを元にもどしたら、ゴーグルをつけます。
ここで、はっきり見えるように、ピントや目の間隔に合わせたレンズ位置の調整をします。
↑サイドについているシルバーのつまみを回すことでピント調節ができます。800°までの近視に対応しているそうです。
↑上についているこのつまみでレンズの間隔を調整できます。
ピッタリ見える位置を見つけたら、あとはVRを楽しむだけです!
スマホ用vrゴーグルの感想
このTT-VR003をXperiaXZと合わせて使用した感想です。
私にとって、これが初めてのVRゴーグルなので他との比較ができないのですが、感じたことを書いていきますね。
まずは、ちょっと残念だったこと。
①ピント調節が難しい!
ダンボール製と違って細かいピント調節が出来るというのに惹かれてこちらの商品を買ってみたのですが、この調節自体が結構難しく感じました。ココ!っていうハッキリポイントがなかなか無くて、目がとても疲れます。私の合わせ方が下手なのかもしれませんが;
視力は0.3程度なのですが、サイドのつまみはほとんど触らなくて大丈夫でした。近視に対応できるからか、メガネをつけたままでは着用できません。
レンズの間隔を調節するのが本当に難しい!ちょっとずつ動かして、いい感じかも!と思ってもすぐぼや~っとしてきて調節し直し、の繰り返し;
私の場合、目の位置が左右均等じゃないっぽいので、ちょっと斜めにつけてみたり、ずらしてつけてみたり、色々試してみましたが、いまだに「ラク」なポイントは見つけられていません。見えはするんですけどね。
これがビシっと合えば、きっと快適に見られると思います。
②スマホの着脱が面倒
これはどのゴーグルでもそうなんだと思いますが、いちいち操作するためにカバーを取らなきゃいけないのはちょっと手間ですね。そのためにBluetoothのコントローラーが必要なんですね。
また、ゴーグルへスマホを設置する時にちょっと挟みにくいかな?とも思いました。深めにつけるのか、引っかけるツメと同じくらいの高さで固定するのか?もちょっとわかりにくいです。色々試して、自分の見やすい方を選んだ方がいいですね。
③酔う
シンプルにして最大の敵。「VR酔い」になりました…。
これは、ピント調節が上手くできてないせいかもしれませんが、1時間ほど色々なVRを試していたら、車酔いのようになって気持ち悪くなりました;
しばらくグッタリしてしまったので、三半規管が弱かったり、車酔いしやすいなら注意が必要です。
④画質が荒い
これは、スマホの性能もあるので仕方ありませんが、特にYouTubeの動画など、画質が荒く感じます。VRで見ると、通常よりも画質が落ちて見えるらしいので、本当に高画質なものでないと難しいようですね。
4K対応スマホとかなら、もっと高画質で見れるかもしれません。
反対に良いと思ったことは、
①臨場感がある!
多少画質は気になるものの、目の前に広がる臨場感はすごかったです!これがVR、とちょっと感動してしまいました。
特に、こちらに近づいてくるようなものは、思わず体を引いてしまいます。笑
向いた方向のものが見えるのも面白いですね!そこにいるような気分をちょっとだけ味わえます。
②顔に当たる部分がクッションで痛くない
結構しっかりしたクッションが付いているので、長時間使っていても痛くなりません。
密着していい感じです。
ただ、鼻の部分だけちょっと隙間が空いて光が入ってきてしまうので、なにか詰めて隠すといいかもしれませんね。私の鼻が低すぎるだけ?
③ヘッドバンドがしっかりしている
ヘッドバンドがちゃんと支えてくれるので、色々な方向を向いたりしてもズレません。サイズも調節できるので、自分の頭に合わせることができます。
④見た目がいい
ダンボール製のものよりも、VRゴーグル!って感じの見た目がカッコイイですね。プラスチックですが。笑
ちょっと良い物買った感があります♪
そんな感じで、私的総評は、
「全力でオススメは出来ないけど、ダンボール製じゃないものを安い値段で試してみたいなら結構良いですよ!」
って感じですね。初めてならVRの臨場感を味わえただけでも嬉しいですし。
アマゾンでは999円だったので、ダンボール製と400円くらいしか違いませんしね。ヨドバシはもっと安いかも。
ただ、ダンボールは飽きてしまったとき捨てやすいっていうメリットがありますので、やっぱり個人の好みですかね。
このゴーグルはまぁまぁかさばるので;
100均のと比べるとどうなの?という話になってくると、また全然金額が違ってきますので難しいですが、お近くで手に入るのなら、正直100均ので試されてもいいかと思います。
まとめ
スマホでは正直、本当にその場にいるみたい!というような劇的な没入感はありませんが、それでも広い!とか近い!という臨場感はほどほどに感じられて、とても楽しいです。このお値段でこれだけ楽しめたので、買ってよかったなーと思いました♪
私は、怖い系はダメなので、動物や景色などを楽しんでいます。
アプリなら、Sites in VRがイイです!世界各地の名所に行った気分になれます。
こうした癒し系VRがもっと増えてくれたら、さらに性能の高いゴーグルを買っちゃいそうです(^-^;
一個人の感想なので、人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、このレビューがあなたのVRゴーグル選びの参考になれば幸いです。
是非、スマホでVR体験してみてくださいね!