お子さんの小学校ご卒業おめでとうございます!
一生に一度のこの日に、我が子へ卒業祝いのメッセージを送りたいですよね。
でも、書き慣れていないとどう書いていいのかわからなくて悩んでしまうものです。
そこで、小学校卒業のメッセージを親から送るときの書き方のコツや気を付けたいポイントを紹介していきます。
イメージしやすいように例文も紹介していますので参考にしてみてくださいね。
小学校卒業のメッセージを親から送るときのポイントは?
卒業のメッセージを親から子へ送るのって、とても素敵だと思います。
特に、小学校の卒業という大きな節目で愛情を伝えられると、お子さんのその後の生き方にも良い影響が出るかもしれませんね。
ですが、いざペンを取って「メッセージを書こう!」と思っても、
- 何を書くべきかわからない
- 書きたいことが多すぎてまとまらない
といった悩みでつまづいてしまうことが多いです。
そこで、卒業祝いのメッセージを書きやすくするいくつかのポイントを順に紹介しますね。
1.家庭での思い出エピソードで成長に対する喜びを書く
一番わかりやすいのは、お子さんが生まれたから今現在までの思い出深いエピソードの中から、どれだけ成長したのかがわかるものを書くことです。こんなに成長したんだね、と改めて認めてあげること&立派に育ってくれてありがとうという喜びや感謝の気持ちを伝えることで、お子さんにとっても自信につながる嬉しいメッセージになると思いますよ。
具体的な思い出を入れていくことで、あなたの家庭だけの特別な卒業メッセージになります。
とはいえ、思い出が多すぎて「あれもこれも書きたい!」ってなっちゃうこともありますよね。そんなときは、書きたいことを紙に全部書き出してみて、それからどの出来事について書くか考えると、頭だけで考えているより整理しやすいのでオススメです。
ここで注意してほしいのが、「否定的な言葉を使わない」ということ。
うっかり書いてしまいがちなのが、「小さいときから運動が苦手だったけど、運動会では泣かずによく頑張ったね」というような、一見成長した、頑張ったと褒めているような文章。でも、「運動が苦手」と親に言い切られることで子供も無意識レベルで「自分は運動が苦手」と思い込んでしまい、その後本来は伸びるかもしれなかった部分が閉ざされてしまうこともあるんです。
こういった場合は、苦手とわざわざ言わずに、「運動会では泣かずによく頑張ったね」といった頑張りを認めることだけを書いてあげるといいですよ。
子供にとっては「親の言葉が自分のすべて」という部分がありますから、不用意に否定の言葉を使ってしまわないように気を付けましょう。
小さい頃は体格・知能的に出来なかったことが今は完璧に出来るようになった!ということなら「成長の証」であって「能力自体の否定」には当たらないので大丈夫です。
例)卵焼きが作れるようになった・一人で電車に乗れるようになった等
2.子ども扱いしすぎない
12歳の子供は、ちょうど精神的に大人になりたがっている、大人と同じように接してほしい時期でもあります。なので、メッセージでも過保護になりすぎず、大人が読んでも変じゃないような文章にするといいでしょう。
また、卒業文集に寄せるようなメッセージの場合、パパやママという書き方は少し軽く見えるとこちらの記事(小学校の卒業文集への親のメッセージについて)では書きましたが、家庭内で個人的に渡すメッセージなら、家で読んでいる呼び方のままでも良いと思います。その方がお子さんにも親しみがあるので読みやすいかもしれません。
3.メッセージはなるべく短くまとめる
書いていると色々な思い出がよみがえってきて、ついつい長文になってしまうかもしれません。でも、あまり長すぎると「読むのが大変」と思われてしまうことも。
お子さんが興味を失ってしまってはせっかくのメッセージが伝わらなくなってしまいます。ですから、便せんに何枚もぎっしり!というような長文は避けて、サクッと読める便せん一枚分程度にしましょう。便せん一枚でも、ギリギリまで書き込むのではなく、ある程度の余白を残しておくとスッキリして読みやすいですよ。
便せんだとどうしても長文になってしまう…という場合は、お手紙ではなくメッセージカードに書いてみるのも良いですね。
グリーティング用のメッセージカードには可愛らしいデザインのものも沢山ありますから、そういったカードを選んでメッセージを添えるととても特別感が出て素敵ですよ♪
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4.期待しすぎる言葉は避ける
中学校の生活について、こうしてほしい、こうなってほしいというようなあなたの期待する気持ちってあると思います。
でも、それをメッセージに書くのはやめておきましょう。「そうしなきゃいけない」というプレッシャーに押しつぶされてしまうかもしれません。
また、その希望にこたえられなかったときに、自分は駄目だと思ってしまったりすることもあります。なので、具体的な期待の言葉は書かずに、子供の望むことを応援する気持ちを伝えるだけにしておいてくださいね。
小学校卒業のメッセージ例文
ここまでのお話で、大体どんなことを書こうかな~というのが見えてきたのではないでしょうか。
それでも、全体像がイマイチはっきりしない、なかなか書き始められない…という時のために、いくつかの例文をご紹介しますね。
○○へ
小学校卒業おめでとう。
あなたが幼稚園を卒業したときも、ずいぶん大きくなったと思っていましたが、今はもっと大きく立派に成長しましたね。
1年生の頃は母さんと手をつないで行ったおつかいも、今では一人で出来るようになって、とても頼もしいです。
すっかり一人前に育ってくれた○○に、父さんも母さんもとても誇らしく思っています。ありがとう。
来年からは中学生。新しい世界に飛び込むには不安もあるでしょう。
でも、心配はいりません。○○には、父さんも母さんも付いています。私たちはいつでもあなたの味方です。
安心して、新しい生活を思いっきり楽しんでくださいね。
○○へ
卒業おめでとう、○○
ママの手伝いが必要だと思っていたのに、もう一人でなんでもできるようになったね。
お風呂洗いやお味噌汁作りも立派に出来るようになって、すっかりママの方が手伝ってもらっているみたい。
あなたが家族想いの優しい青年に成長してくれて、本当に嬉しいです。
これから先、あなたをもっと成長させてくれる経験がたくさんあるでしょう。
目一杯学んで、目一杯遊んで、笑顔いっぱいの毎日を送れるように、ママもパパも見守っているからね。
○○へ
小学校卒業おめでとう!
気付けばすっかり大人の表情になっている○○に、少しの寂しさとたくさんの喜びを感じています。
1年生のころ、お正月のかるたで全然勝てなくて悔し泣きしていたのを覚えてる?今では我が家で一番、親戚中でも一番かるたが強くなったね。
多くのことを吸収して日々成長していく○○を見ていて、毎日感動しているよ。ありがとうね。
中学に上がって、最初はちょっと不安になるかもしれないけれど、○○なら大丈夫!
私たちは365日24時間いつでも○○を応援しているよ。
いかがですか?こんな流れで書くといいかも、という一つの提案なので、これをそのまま書け!ということでは無いですよ。大体の雰囲気を掴んで、あとはあなたの言葉でメッセージを伝えてあげてくださいね。
小学校卒業の親からのメッセージについてまとめ
お子さんに卒業のメッセージを送る時に一番大切なのは、やっぱりあなたの素直な気持ちを言葉にすることです。
あなたがお子さんの成長をどんな風に感じているのか、どれほど嬉しく思っているのか。それをあなたの言葉で綴っていけば、それはお子さんにも伝わります。
是非、あなたの愛情がたっぷり詰まったメッセージを送ってみてくださいね。
また、個人的に送るのではなく、卒業文集などに寄せるメッセージでお悩みなら、上記でもリンクしましたがこちらの記事で詳しく書いています。
重要なポイントについては多少被るところもありますが、少しだけ書く内容のコツが違ってきますので、よければ参考にしてみてください。
それでは、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです♪