『眠れない』というのは、誰でも1度は経験したことがあるでしょう。
しかし、これが毎日毎晩となると、肉体的・精神的負担はかなり大きくなりツライです。
- 眠くてお布団に入ったはずなのに寝付けない
- 眠れない、眠れないと焦ってよけいに寝付けない
- ようやく寝れても睡眠時間が短く、朝がつらい
- 日中も眠くてぼーっとしてしまう
そこで今回は、寝つきが悪くなってしまう原因や、改善方法などをお伝えします。
寝つきが悪い原因とは?
なかなか眠れない理由は、いくつかあります。
まず一つ目は、寝る直前までテレビやスマートフォンを見ていることです。
原因は、スマホの画面などから出ているブルーライト。最近は目に良くないと知られてきていますよね。このブルーライトが脳を刺激して活性化させてしまうので、眠れなくなってしまうといいます。
休めないといけない脳が元気いっぱいになってしまっては、眠ることなんてできませんよね。
二つ目は、体内時計がくるってしまうことによるものです。
毎日不規則な生活をしている、朝、日の光を浴びないなど、体内時計がくるってしまっていると、夜寝る時間になっても体は寝る状態になっていないということが起こります。
そして三つ目は、自律神経の乱れによるものです。
日頃のストレスや上記のような不規則な生活をするによって自律神経が乱れてしまうと、眠る時間なのに「交感神経」という活動するときに働く神経が活発になったままになってしまう場合があります。そうすると、体が休息モードになれず、寝付けないのです。
寝つきが悪いのを改善することはできる?
寝つきの悪さを改善するには、その原因を無くしていくのが一番でしょう。
まず、寝る前1~2時間前には、テレビやスマホの操作を止めて、ブルーライトを浴びないようにします。なかなか寝付けないと、ついスマホに手が伸びがちですよね。眠くなるまでスマホ見てようかな…と思ってしまう気持ちはとても良くわかります。私もそれで余計に目がさえてしまうことが良くあります(^-^;
どうしても触りたくなってしまうのなら、スマホをベッドから少し離れたところに置いて寝ましょう。立ち上がって取りにいかなきゃならない位置に置くことで、ついつい手に取ってしまうことを避けられます。ついでに、目覚ましをスマホでかけている場合、止めに行くのも立ち上がって行かなければいけないので、寝坊防止にも役立つかもしれません。
体内時計がくるっている場合は、まず、毎日朝同じ時間に起きて、朝日を浴びるようにしましょう。そうすることで体内時計がリセットされます。毎日続けていれば、リズムが整ってきて、夜もすんなり眠れるようになります。
朝ごはんをしっかり食べるのも、体内時計を正確にする効果があるといいますね。
規則正しい生活を送ることが、なによりの改善方法かもしれません。
最後に自律神経が乱れている場合。これは、乱れの原因にもよるので難しいですね。
不規則な生活によるものは、上記のようにしっかりした生活リズムを身につければ改善されるでしょう。
ストレスが原因の場合、少しでも負担を軽減できるように、自分なりのストレス解消法を見つけ出すことが重要です。好きなことをしたり、余計なことを考えずに一点集中できることをすると、ストレスの軽減に役立ちます。
寝つきを良くする方法4つ
原因を取り除けば改善につながることをお話してきましたが、スマホ以外、即効性のあるものではなかったですよね。
ここでは、寝る前にできる対策やちょっとした方法をお伝えします。
寝る1時間半前にお風呂に入る
眠りにつく時というのは、体の中の温度が下がります。ですので、その前に体を温めておくと効率的なんです。
ただ、眠る直前に入ってしまうと、交感神経が活発化してしまうのですぐには寝れなくなってしまうんですね。なので、寝る1時間半前くらいに、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、体の芯から温めてあげるといいでしょう。
目をあたためる
一日酷使した目を休めてあげることはリラックスに繋がります。目をあたためるアイマスクなどを使用して、目の周りの筋肉の緊張を解いてあげると、すっと寝付ける場合があります。
また、視界が遮られることで情報を遮断することができ、脳を休めることもできますのでおすすめです。
部屋をなるべく真っ暗にする
アイマスクが無い場合、やはり部屋を真っ暗にして寝るのがいいと思います。
少しでも明かりがあると、まぶた越しに目に刺激が入ってきてしまい、休息モードになりにくいのです。
どうしても、という理由が無ければ、電気はすべて消して寝ましょう。
瞑想などを行いリラックスする
これは、手軽で効果的なのでおすすめです。
簡単なものであれば、ゆっくり深呼吸を繰り返し、その呼吸だけに意識を向けるという、最近話題のマインドフルネス瞑想がいいと思います。ストレスの軽減にもなりますし、心を落ち着けることが出来ますので寝る前に嫌なことや心配事をつい考えてしまう場合にも効果的です。
マインドフルネスとは?瞑想に効果はあるの?やり方は簡単。
さらに体の力を抜きリラックスしたい時は、こちらの「寝たまんまヨガ」というアプリがオススメです。
お試しに無料で聞けるコンテンツが2つあります。睡眠導入に使う程度であれば、この無料コンテンツで十分だと思いますよ。
途中で眠ってしまう、まで行かなくても、終わった時には意識がぼんやりして眠りやすくなっていることが多いです。
注意点としては、終わった~とスマホをつけて終了させて、ついでにちょっと検索したい…とならないように!台無しですよ!画面オフのまま再生できるので、終了したらそのまま触らないようにしましょう。
まとめ
明日も早いのに眠れない…という時の絶望感、できれば味わいたくないですよね。原因に思い当たる節があったなら、それを改善されるのが一番です。あとは、状況に応じて寝る前の対策法を試してみていかれると良いでしょう。
私の場合、寝たまんまヨガのアプリが一番寝つきやすいです。自分でやる瞑想だと集中できずに余計なことを考え出してしまう時がありますが、このアプリで指示に従っていると、それだけに集中しやすいのでいいのかもしれませんね。
どれか一つでも、あなたの役に立つものがあれば幸いです。
それでは、良い眠りを。