寝ているとき、頬に冷たさを感じて目が覚めることありませんか?よだれが垂れて、流れてしまっているあの感じ、とても不快ですよね。枕などに滲みてしまうと、シミになったりニオイが気になったりして不衛生ですし…。
毎日ではなく、たまによだれが垂れるのは何故なのか?止める方法があるなら知りたい!
今回は、そんなあなたの参考になりそうな「睡眠時のよだれの原因と対処方法」をお伝えします。
寝てる時にヨダレが出る原因は?
毎日欠かさずよだれが出るならともかく、普段は平気なのに時々びっしょりよだれが出るのは何故なのか?不思議ですよね。
はっきりしているのは、よだれを垂らしてしまう時というのは「口が開いている状態」になっているということです。
では何故口が開いてしまうのでしょうか?
まずひとつは「口呼吸」になってしまっているからです。
鼻炎などで鼻が詰まっている時は、自然と口呼吸になってしまいますよね。そうすると、口が開きっぱなしになってしまい、よだれが流れ出てしまうんです。
そしてもうひとつは「睡眠時の姿勢によるもの」です。
寝ている時は、誰もがリラックス状態で筋肉が緩み、口が開きやすい状態になっています。ですから、寝ている時の体勢によってほんのわずかでも口が開いてしまうと、よだれが口の外に垂れてしまうこともあるでしょう。
たとえば、うつ伏せで寝たり、横向きで枕に頬が押し付けられたりすると、圧迫による変形で口が開いてしまいます。
このように、時々よだれを垂らしてしまう日というのは、口呼吸になっているか、深い睡眠時に体勢によって口が開いてしまっているのでしょう。
寝てる時のよだれは防ぐことができる?
では、睡眠中に口が開いてしまうのを防ぐことはできるのでしょうか?
まず、口呼吸が原因の場合。これは、イビキ防止目的などで市販されている、口呼吸防止テープのような商品が役に立つでしょう。寝ている間に口が開いてしまわないように、唇の上下をテープで止めるというものです。
口呼吸が無くなれば、口をぽっかり開けて眠ることもなくなるので、よだれの被害も少なくなると思います。
口呼吸をしなくなると、のどの乾燥を防げるなど、よだれ防止以外にも良いことがありますので、疑わしければまずこの「口呼吸をやめる」ことからやってみるといいでしょう。
また、よだれだけでなくイビキもよくかくんだよ、という場合、ただ口呼吸をしているだけでなく「睡眠時無呼吸症候群」の可能性もありますので注意してください。
次に姿勢で口が開いてしまう場合。これを防ぐのはとても難しいですね。仰向けで寝る、といっても睡眠中はどうしても寝返りをうちますし、絶対横向きにならないのは無理でしょう。できるとすれば、眠りにつくとき、「うつ伏せを避ける」くらいでしょうか。私の場合ですが、うつ伏せで寝ると、寝入りばなにヨダレを垂らしてすぐ起きることがよくあります。
寝てる時のよだれに対策はある?
上記のように、「絶対よだれを垂らさない」という方法は、悲しいですが今のところありません。
出てしまうものは仕方がないとしても、なんとか不快なよだれの被害を軽減したいですよね。そんな場合におすすめの対策を紹介します。
1.マスクをして寝る
マスクをしていれば、万が一よだれが出てしまっても枕カバーやシーツを汚さずにすみます。また、のどや口内が潤うことでよだれの分泌量もやや減るかもしれませんね。
また、マスクの中にガーゼなどをはさんでおけば、よだれを多少吸収してくれるので、広い範囲に流れることを防げます。髪の生え際まで流れてしまうことも無くなるので、朝シャンプーをやり直さなくてよくなり、とてもありがたいです。
デメリットは、マスクの中によだれを垂らしてしまったとき、冷たいし張り付いたりして気持ち悪いことです…。
2.枕にバスタオルを巻いて寝る
これは、簡単にできてよだれから枕を守ることができるのでオススメです。タオルを毎日洗濯すれば枕カバーを頻繁に換えるより手軽ですし、清潔です。
夜中によだれで目覚めたとき、ティッシュなど拭くものを取りにいかなくても、とりあえずそのタオルで拭って、よだれの付いてない部分を表面にして寝なおすズボラ行動も可能です。朝起きたらそれを洗濯機にポイっとしてしまえば良いですしね。
デメリットは、枕は守れても横流れなどで自分がヨダレまみれになってしまうのは防ぎきれない事です。肝心の不快感はそのままになってしまいますね…。
まとめ
いかがだったでしょうか。睡眠時のよだれ、本当に厄介ですね。確実に止める方法がなかったのが残念ですが、出来る限りの対策をして防いでいきたいですよね。
ちなみに、私は少し出っ歯気味なので、これも口を閉じにくくさせている要因のひとつかもしれません(^-^;
よだれが多いこと自体は良いことです。口の中の殺菌をしてくれるので口臭を防ぐ役割もありますしね。
でも、寝てる時だけは、ちょっと少なめにしてほしいな…と思う雨音でした。