長時間パソコンを使った仕事をしていると、どうしても目がショボショボしてきてしまいますよね。私もひどくなると、めまいがしたり、気分が悪くなったり、頭痛までしてくるしでとても辛いです。
でも、仕事を放棄するわけにもいかないですからね。我慢して疲れ目のままパソコンを見続けるのは本当にしんどいです。
なんとか目の疲れを軽くする方法はないのかな?と悩んで、色々調べてみました。
今回は、パソコンによる目の疲れの解消法のなかでも、職場で手軽にできるものをご紹介します。
パソコンによる目の疲れを解消するには?
仕事上どうしても使わなければならないパソコン。便利な機械ですが目への負担がはんぱないですよね。避けて通れない以上、なんとかして目が疲れないようにしたいです。
そこで、まず最初に出来る疲労を軽減する方法は、「ブルーライトカットの眼鏡」を着用することです。
パソコンの画面から発せられるブルーライト、目への刺激がとても強いです。ブルーライトカットの眼鏡をしてこの刺激を軽くしてあげれば、目の疲労を和らげることができます。
また、使用しているパソコンがWindows10であれば、設定→システム→ディスプレイから、「夜間モード」に設定することで、画面を暖かい色にしてブルーライトを軽減することができます。これなら眼鏡が無くてもすぐに実行してみることができますね。
それから、画面の明るさ。普段、職場のパソコンを使う時、画面の明るさを調節していますか?これ、結構忘れがちで、開いてそのまま使っちゃいますよね。でも、この明るさをちょうどいいものにするだけで、目への負担を軽くすることができるんです。
ポイントは、明るすぎず暗すぎないこと。眩しいのもダメですが、暗すぎて見辛いと感じるのも目が疲れてしまいます。周りの環境と見比べて、自然に見える明るさに設定してみてください。日中と夕方では、部屋の明るさも変わってくると思いますので、その都度画面の明るさも合わせてあげるといいですよ。
調節するときは、エクセルやYahoo!のトップページなど、白っぽい画面でやるとわかりやすいかと思います。
目の疲れを解消する方法
パソコンによる疲れ目を軽減するための方法はわかりましたね。
次は、すでに目の疲れを感じている状態で、その辛さを解消する方法をいくつかご紹介します。
①目を温める
長時間パソコンを使って目が疲れている場合、目の周りの筋肉がこってしまって血流が悪くなっている状態なんです。なので、それをやわらげるためには、冷やすのではなく、温めるほうが効果的です。
自宅にいるときなら、蒸しタオルで温めるといいのですが、職場ですぐに解消したい場合には向きませんよね。そういう場合は、手のひらで目をそっと覆うだけでも違いますよ。手を軽くこすり合わせたりして温めておき、目元にやさしく密着させます。この時、ぐっと押してしまわないように注意してください。また、こすってしまうとメイクが崩れてしまうので気をつけましょう。
②目をギュッとつぶって開く
これは作業中に簡単にできるのでオススメです。
まず、目をギュッとおもいっきりつぶります。この時、眼球を鼻に寄せるように寄り目にします。その状態で2秒たったら、今度は大きく開きます。眉毛ごと上げる感じでパッと開いて、2秒キープします。これを3~5回ほど繰り返すと、目の周りがほぐれて血行もよくなり、疲れがやわらいだように感じますよ。
ちょっと疲れたな、という時にはまずこれをやってみてください。何回やっても大丈夫です。
周りに見られるのが恥ずかしいな、という場合は、①のように目元を覆いながらコッソリやったり、お手洗いに立ったついでにやったりするといいと思います。
③遠くと近くを交互に見る
まず、窓の外の景色を眺めます。1~2秒眺めたら、次は手元にピントを合わせて1~2秒見つめます。そしてまた景色を1~2秒見て、手元を1~2秒見ます。これを5回ほど繰り返すことによって、ピント調節に使う筋肉が固まるのを防ぐことができ、目の疲労を軽減できます。
できれば、30分に1度。難しければ1時間に1度でもいいので取り入れると、目の疲れ度が違うと思います。
④植物を見る
職場に観葉植物がある場合、目が疲れたな、と思ったときに眺めてみましょう。緑は色の中で最も目に負担をかけない色です。さらに、植物には精神的な癒し効果があるので、目の疲れをやわらげてくれる働きもあるんです。疲れ目以外に、気持ち的にもリラックスできるので、休憩時間に植物を眺めるのはオススメですよ。
目の疲れを解消するツボ
上記のような対策のほかに、目の疲労を軽くするツボを押すのも、簡単でおすすめです。
疲れ目に効く代表的なツボをご紹介します。
指のはらをツボにやさしく当てます。強く押しすぎないように注意。イタ気持ちいいくらいの力で押しましょう。
息を吐きながら3~5秒ほど押し、息を吸いながらゆっくり離します。5回ほど繰り返してください。
①睛明(せいめい)
目頭の先端、鼻の付け根あたりの骨のくぼみにあるツボです。
目の周辺のコリをとって痛みをやわらげ、不快感を軽くしてくれます。
目を閉じて、両手の人さし指で鼻の両側からはさむようにして押します。
②瞳子りょう(どうしりょう)
目尻の外側、指一本分の位置にあるツボです。
目の充血を解消したり、血流を改善してくれます。
人差し指のはらで優しく押しましょう。
この2か所を押すだけでも、目の疲れがラクになると思います。
休憩時間や、作業中どうしてもツライときにはこのツボを押してみてください。
まとめ
いかがでしたか?目の疲れはなかなか避けられない毎日ですから、こうした目のストレッチやツボ押しで、少しでも疲労を回復してあげましょう。
また、なるべく毎日続けることで日頃の疲れ具合も違ってくると思います。仕事中だけじゃなく、朝や寝る前にも目のストレッチを試してみてくださいね。
それでは、あなたの目の疲れがすこしでもラクになりますように!
次は食べ物で疲れ目を改善する方法を紹介します。
→目の疲れを解消する食べ物や栄養とは?どんな料理がいい?