節分といえば「恵方巻き」と最近は定着してきましたね。
近くなるとスーパーやコンビニで色々な種類の太巻きが並んでいて、美味しそうですよね♡
でも恵方巻きの食べ方について「恵方を向いて食べる」くらいのぼんやりした知識しかなくて、「本当はどうやって食べるのが正しいんだろう?」と疑問に思うかもしれません。
そこで、恵方巻きの正しい食べ方や、何故そうするのか?という理由について説明していきたいと思います!
恵方巻きの正しい食べ方
恵方巻きの食べ方について説明する前に書いておきたいのが、住んでいる地方や家庭によって、ちょっと違っていたりもするので『絶対的に正しいルール』というものは存在しないということ。
ここでは、そのなかでも一般的に広まっている方法について説明していきますね。
①恵方巻きを『切らずに』丸のまま持って恵方を向きます。
②今年一年の健康や幸運を祈りながら、そのまま丸かぶりで食べていきます。
③途中で止めたり、話をしたりしないで、無言のまま全部一気に食べつくします。
これが一般的に正しいとされている手順になります。
2020年の恵方は『西南西』ですので、コンパスアプリなどを使ってそちらを向いて食べてみてくださいね。
何故恵方を向くのかというと、『歳徳神』という神様のいらっしゃる方向を向いて食べることで、無病息災を祈願する、というものなんですね。
恵方の決め方や詳しい解説は、こちらの記事を参考にしてみてください。
最初に説明したように、恵方巻きの食べ方のルールはいくつかあったりしますので、全部をしっかりやらないと駄目というわけではありません。あまり考えずぎないように、気楽にやってみてくださいね。
次の章からは、何故こういうルールがあるのか?その意味について詳しく書いていきます。
恵方巻きを切ると縁起が悪い?
恵方巻きって結構大きいですし、そのまま食べるのはキツいな~と思いますよね(^-^;
何故、恵方巻きを切ってはいけないんでしょうか?
これは、包丁で切ることで『縁を切る』ことを連想させてしまうため、縁起が悪いとされているからなんですね。
福を祈って食べるものなので、なるべく縁起が悪いとされることは避けているんです。
なので、買う時にはなるべく「細め&小さめな太巻き」を選ぶようにすると食べやすいかと思います。
でも、「そのまま食べるのはどうしてもしんどい…」という場合は無理せずに切り分けちゃってもいいと思いますよ。無理して体を痛めたら本末転倒ですしね…。
私も、顎関節症であごが痛いときは普通に切って食べました(^-^;
絶対そうしなきゃ呪われるとかいうわけではないので、環境に応じて変えても大丈夫です。笑
ちなみに我が家では、色々な具の恵方巻きを食べたいので、最初に小さめのものを上記の食べ方の手順通りに丸かぶりして、それ以外は切り分けてみんなで食べています。美味しそうなもの沢山ありますからね♪
恵方巻きを無言で食べる理由とは?
恵方巻きを全部食べ終わるまで、無言でいなくちゃいけないのは何故なのか、気になりますよね。お願い事をするからと言っても、ちょっとくらい喋ってもいいんじゃない?なんて思ってしまいます。
これも、「切ってはいけない」のと同じように、縁起が悪いからなんですね。
途中で喋ってしまうと、「開いた口から福が逃げてしまう」と言われているんです。
なので、途中で福を逃がしてしまわないように、全部食べきるまでは話をしないようにするという決まりになったんですね~。
でも、家族で同じ方向を向いて黙々と丸かぶりしていると、無性に笑いがこみあげてきちゃったりします。笑
笑っちゃいけないと思うと、人って逆に笑いたくなるものじゃないですか(^-^;
たま~に途中で耐え切れず笑ってしまう事がありますが、それで福が逃げたと思ったことはないので、これも気にしすぎなくて大丈夫でしょう。笑
喋る以外に、途中で他のおかずなどを食べたり飲み物を飲んだりしてはいけないのかも気になる所ですよね。
これについては、お茶や汁物を少し飲むくらいはOKのようです。のどに詰まったりしたら大変ですしね。
恵方巻きの正しい食べ方まとめ
いかがでしたか?
きっちりしたルール通りに食べたいなら、
- 恵方巻きを切ってはいけない
- 恵方巻きを食べ終わるまで喋ってはいけない
この2点に気を付けながら、恵方を向いて丸かぶりしてみましょう。
私は恵方巻きが大好きなので、節分を楽しみにしています。
なんといっても、夕飯のメニューに困らなくていいのが魅力的です♪笑
豆まきをすると後片付けなども手間がかかりますし、夕飯は買ってきた恵方巻きにするとラクチンです。
ちょっと手抜きしながら、幸運を願うなんてちょっと都合が良すぎるかもしれませんが(^-^;)たまにはいいですよね。
それでは、少しでもお役に立てたなら嬉しいです♪