※2018/4/15加筆修正
最近会えていないな…という友達から年賀状が届くと、嬉しいものですよね。
でもそれが自分からは出していない人からだと、早く返事を出さなきゃ!と焦ることも(^-^;
そんなとき、「年賀状ありがとうございました」など、お礼を書いた方がいいのか?それとも書かない方がいいのか?悩んでしまいますよね。
そこで今回は、
- 年賀状のお礼は必要?
- それ以外に気を付けるマナーは?
の2点について説明していき、最後はそれを踏まえた文例をご紹介したいと思います。
年賀状の返事にお礼は必要?
先に年賀状を頂いてしまうと、どうしてもお礼やお詫びを書かなきゃ失礼かな?と思ってしまいますよね。
でも、基本的には「年賀状ありがとうございました」や「早々のご挨拶をありがとうございます」などの、年賀状を貰ったお礼は書かない方がいいんです。
何故お礼を書くのが駄目なんでしょうか?
自分が後から年賀状をもらった側になったつもりで考えてみてください。
年賀状のお礼が書いてあるということは、自分が出した年賀状を読んでから出したってことがまるわかりですよね?
もちろん、日付がギリギリなら返事だろうとわかってしまいますが、それをわざわざ書くというのは、「年賀状出すつもりなかったけど、来たから返したよ」と宣言するようなものなのです。
これは、やっぱり気持ちのいいものではないですよね。
中には気にしない人もいるかもしれません。私も全然気にしないタイプですしね。
でも、相手を不快にさせてしまうかもしれないことはやめておくに越したことはありません。新年を迎えたばかりでイラッとさせてしまっては申し訳ないですから。
なので、普通に年賀状を出すのと同じ文面で書いた方がいいでしょう。
これが、遅くなって寒中見舞いになってしまう場合は、お礼を書いた方が良いので、注意してくださいね。
お礼の他にも、何か気を付けるべきことはあるのでしょうか?
年賀状の返事を出すときのマナーは?
年賀状の返事として、お礼は書かない方がいいことがわかりましたね。
それと同じように悩んでしまうところとして、「挨拶が遅れたお詫びを書いた方がいいのか?」という事もあるかと思います。
こちらに関しても、年賀状を出すのが間に合う期間であれば、一切触れなくて大丈夫です。
そもそも、本来年賀状は松の内までならいつ出しても良い挨拶状ということで、1日までに出さなきゃ“悪”ということは無いのです。なので謝罪の必要は無いんですね。
「そうはいっても申し訳ない…」と思うかもしれませんが、書かないほうが良い理由はそれだけではありません。
年賀状というのは新年を祝うおめでたいものですから、そこにお詫びの言葉など、マイナスなイメージのことを書くのはよくないとされているんです。お祝いムードのなかで急に謝罪されると、なんだか空気が暗くなってしまったりしますよね?「今言う?」みたいな。
そんな感じで、相手の気分を悪くさせてしまうかもしれないので、「遅れて申し訳ありません」などのお詫びの言葉も書かないようにしましょう。
それから、先ほどは松の内までならいつでも良いと書きましたが、やはり早いに越したことはないので、年賀状を受け取ったらなるべく早く返したほうがいいと思います。できればその日のうちに投函するか、翌日には投函できるといいですね。
年賀状の返事の文例で友達に書く場合のものは?
- 年賀状のお礼は書かない
- 遅れたことのお詫びも書かない
という点を踏まえてみれば、特別なことはないんですね。普通の年賀状と同じ言葉を添えるだけです。
ですが、せっかくですから、「前年は会えていない、久々の友人宛て」の年賀状の文例をいくつかご紹介したいと思います。
今年もよろしくお願いします。
最近会えてないですが、元気にしていますか?私は変わりなく元気に過ごしてます。
今年は会ってお話したいですね!また連絡します。
○○さんにとって良い一年となりますように。
昨年は忙しくなかなか連絡できなかったけど、元気にしてるかな?
前に旅行した時のアルバムを見て、すごく懐かしくなったよ。
また一緒に遊びに行きたいね!
今年が○○さんにとって幸せな一年になりますように祈っています。
最近はなかなか会えなかったね。
お互い忙しいけど、このお正月休みでちょっと元気出たかな?
今年も頑張ろうね。時間見つけてご飯でも行きましょう!
20○○年があなたにとって良い年になりますように。
ちょっと長いかも?(^-^;
1.お祝いの言葉
2.相手を気遣ったり自分の近状をさらっと
3.相手の幸せを願う言葉
という感じで書いていくと良いと思いますよ。
また連絡を取り合って会いたいなーと思う友達には、そんな提案を書いてみるのもいいですね。
逆に、ちょっと距離を置いておきたい場合はあっさりした文章にしてみたりするのもいいかもしれません。笑
まとめ
いかがでしたか?ついつい書きたくなるお礼やお詫びの言葉が、逆に失礼に当たってしまうのには驚かれたんじゃないでしょうか。知らないと、ついやってしまいがちですよね。
仲の良い友人ならそれほど問題にならないんじゃないか?とも思いますが、万が一こういうことが許せないような性格の方だったら「本当に腹が立つ!もう関わらない!」と怒ってしまうかもしれません。そうなったら嫌ですよね。
親しき中にも礼儀あり、と言いますし、ここはきっちりマナーを守って書くようにしましょう。