年賀状を出していない友人から年賀状が来た！
でも、もう１月７日。今から年賀状を返すのは失礼になっちゃうから、寒中見舞いにしなきゃ。
そうなったとき困るのが「寒中見舞いってどう書くんだろう？」という事だと思います。
寒中見舞いって、あまり書きなれないものですよね。
今回は、そんな年賀状の返事としての寒中見舞いの書き方について詳しくお話していこうと思います。
寒中見舞いを年賀状の返事とするには？
寒中見舞いというのは、冬の寒さのなか、お元気ですか？と様子を尋ねるものです。
しかし、年賀状を出すのが遅れてしまった時の挨拶としても、よく使われているんですよ。
普通に送るときと違い、年賀状の返事として寒中見舞いを送る場合に必要なのは、
- 年賀状のお礼
- 挨拶が遅れたことのお詫び
を文中に含めるということです。
寒中見舞いの詳しい書き方と、気を付けた方がいいことを説明していきますね。
寒中見舞いの書き方とマナー
寒中見舞いの書き方は、それほど難しくありません。
２．相手を気遣う言葉
３．年賀状のお礼
４．遅れてしまったお詫び
５．自分の近状など
６．締めの挨拶
このような順番で書けば問題ないでしょう。
普通のハガキに、すべて手書きでも、ワードなどのテンプレートを印刷してもかまいません。
友人へ送るものであれば、堅苦しく考えすぎなくても大丈夫です。
ただ、マナーとして最低限気を付けた方がいいこともあります。
それがこちらの二つです。
年賀状が余っているから、などといって年賀状を使って寒中見舞いを出すのは失礼になります。
年賀状は年始の挨拶をするためのもので、寒中見舞いとは使用する内容が違います。友人の間でも、普通の官製ハガキを用意して送るようにしましょう。
年賀状が松の内以降だと失礼にあたるから、寒中見舞いで「あけましておめでとう」と書く。
これって、すごく変ですよね。
松の内を過ぎてから新年を祝う挨拶をするのは遅く、マナーとして良くないので年賀状はやめておきましょう、という事だと思うので、そこで新年の挨拶をするのは不自然ですよね。
寒中見舞いは、あくまでも「寒さで体調を崩していませんか？」という季節のご挨拶です。
「あけましておめでとう」などの新年の挨拶は年賀状で送るべきもの。
寒中見舞いには書かないようにしましょう。
この二つのこと、知らないとウッカリやりがちですよね。
これさえ気を付ければ失礼になるような事はないので、気楽に書きましょう。
また、立春（２月４日ごろ）を過ぎると「余寒見舞い」に変わります。
年賀状の返事であれば、なるべく早く寒中見舞いのうちに出すようにしましょう。
寒中見舞いの例文として、年賀状を出すのが遅れた友人へのものをご紹介
友人ですから、あまり堅苦しくなることはありません。が、最近連絡を取っていないとなると、多少の気遣いは必要ですよね。
ちょっと柔らかい言い回しの例文をいくつか紹介します。
厳しい寒さが続きますが、お元気で過ごしていますか？
素敵な年賀状をどうもありがとうございました。
ご挨拶が遅れてしまい、申し訳ありません。
今年もよろしくお願いします。
私は変わらず元気です。今年は久しぶりに会いたいですね。
それでは、風邪など引かないよう、体に気を付けてくださいね。
寒さ厳しい折、いかがお過ごしでしょうか？
ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。
ご挨拶が遅れてしまって、大変失礼いたしました。
最近は仕事で少し慌ただしい生活です。
近々○○さんとゆっくりお話したいな。
今年はいつもよりインフルエンザが流行っているようですので、どうかお体ご自愛くださいね。
本年もよろしくお願い申し上げます。
年賀状をどうもありがとうございました。
年末年始は実家に帰っていたため、すぐにご挨拶できなかったこと心よりお詫び申し上げます。
今年もどうぞよろしくおねがいします。
このところ、風邪が流行っていますが、体を壊したりしていませんか？
私は、インフルエンザを患ってしまい大変でした。○○さんも気を付けてくださいね。
まだまだ寒さが続くので、体に気を付けて過ごされてくださいね。
この程度なら堅苦しくなりすぎず、崩しすぎずでちょうどいいかなと思います。
あなたの状況に合わせて変えてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
なかなか出す機会がない寒中見舞いですが、こうしてみると、そんなに難しいことはないですよね。
年賀状が間に合わないと、「来年年賀状を出せばいいかな…」なんて思ってしまうかもしれません。でも、寒中見舞いでしっかり返事をすれば、印象も良いと思いますし、再び交流するきっかけになるかもしれないですよね。
是非、寒中見舞いでお返事を書いてみてください。ちょっと新鮮で楽しいですよ。
それでは、この記事があなたの参考になれば幸いです。
