新しくできた海外の友人に、クリスマスカードを送ってみよう!
そう思った時には、できるだけ相手に失礼のないように気を付けたいですよね。
日本では当たり前のように言う「メリークリスマス」が失礼にあたってしまう場合もあるというのをご存知でしょうか?
今回はそんな、海外にクリスマスカードを送るときに気を付けるべきマナーや、ちょっとした文例などをご紹介していきます。
海外に出すクリスマスカードのマナーとは?
海外にクリスマスカードを送る時に一番気を付けたいことは、やはり、相手の宗教のことです。
クリスマスというのは、元々キリスト教の方々がお祝いする行事。言葉自体もキリスト教のものなんですね。
なので、それ以外を信仰している人に「メリークリスマス!」なんて言ってしまうと非常に失礼になってしまうんです。
日本ではなかなか感覚がわかりにくいかもしれませんが、海外にはさまざまな宗教を信仰している人たちがいて、何気ないことが場合によっては失礼になってしまうこともあるんですね。
なので、最近は特定の宗教色を出さない「Happy Holidays」という言葉を使うように広まってきているようです。
出す相手に直接「クリスマスカードを送ってもいい?」と尋ねて、OKであれば普通のクリスマスカードで問題ないでしょう。そこで「クリスマスは祝わない」という返事をもらったり、尋ねることができず相手の信仰がわからないという場合は、シーズングリーティングという形で、「Happy Holidays」のような宗教色のないメッセージをグリーティングカードに添えて送るようにするといいですよ。
その際、あまりにクリスマスを全面に出したデザインのカード(ツリーやサンタの絵、赤と緑のデザインのものなど)は避けるようにしましょう。クリスマスという言葉が初めから書いてあるものも良くないです。
クリスマスではないけれど、冬のイメージのデザインのものを上手く選んでみてくださいね。
「クリスマスカードはクリスチャン以外には送らないほうが良い」という事はわかったけど、じゃあ具体的にどんなメッセージを書いたらいいの?と思いますよね。
なので、クリスマスカードのメッセージとして宗教色のないものをいくつかご紹介していきます。
クリスマスカードの英文で宗教色のないものとは?
クリスマスカード(シーズングリーティング)に使える宗教色のないメッセージとして、一言でもOKだし、他のどんな文章にも添えやすいようなものをいくつか選んでみました。
(しあわせな休日を!)
(あなたの休暇が幸せで楽しいものでありますように)
(明るく楽しいホリデーシーズンをお過ごしください)
(新年が幸せな年になりますように)
(明るく楽しいホリデーシーズンになりますように)
(季節の挨拶と良い新年になるよう祈りをこめて)
(素敵なホリデーシーズンと平和で幸福な新年になりますように)
(素晴らしい休暇になるよう願っています)
(ご家族そろって幸せな休暇をお過ごしください)
(最高のホリデーシーズンを!)
(素晴らしいホリデーシーズンをお迎えになりますように。新年のご多幸もお祈りしています)
いかがでしょうか。
個人的な伝えたいメッセージと共にこのような休暇を祝うメッセージを添えてみてくださいね。
海外へのクリスマスカードのマナーまとめ
クリスマスカードを送ることが失礼になるかもしれない、というのは意外でしたよね。
海外のお友達にクリスマスカードを送りたいと思ったときは、まず最初に「クリスマスカードを送っても大丈夫?」と聞いてみるのが一番です。
そして、クリスチャンでなかった場合には、今回紹介したような宗教色のないメッセージを選んでグリーティングカードを送ってみてくださいね。
クリスマスカードを送りあうことはとても楽しいですし、もらうととっても嬉しいです。なので、相手に不快な思いをさせないよう、しっかり配慮して送るようにしましょう。
宛名の書き方やカードのサイズなど、クリスマスカードの送り方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
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