娘さんの初節句、おめでとうございます♪
嬉しいですが、雛人形選びはとても悩みますよね。できるだけ可愛い、大きくなっても気に入ってもらえる雛人形を選びたいと思うのが親心。ですが、マンションでは飾れるスペースも限られますし、そのなかでベストの物を見つけるのは苦労しますよね…。
ここでは、「親王飾りと三段飾りはどっちがいいのか?」「木目込みと衣装着では、どちらがいいのか?」などのお話を含めた雛人形の選び方について書いていきたいと思います。
雛人形選びのポイントは?
初めて雛人形を買うとき、お店に行って色々な人形を眺めているだけでは、色々なものがありすぎて、どれがいいのか悩んでしまいますよね。
飾るお部屋の状況やあなたのお人形に対する熱意などによって、選ぶポイントというのは少しずつ変わってきます。
たとえば、「ギリギリ置けるかも!?」というスペースしか確保できなかったら、なるべく小さいものを選ぶしかないですし、「飾るのに手間がかかると毎年は面倒だなぁ」と感じるちょっとめんどくさがりさんなら、サッと出せるものが良いですしね。
これから、色々な雛人形の種類について、良いところや困るかもしれないところを書いていきますが、一番大切なのは「母親であるあなたが心から気に入ったもの」を選ぶのが重要ということです。
人形屋さんで色々な雛人形を見ているうちに、お顔がとても気に入ったものに出会えるでしょう。よく、「一目惚れをしてしまった」とか、「娘に似ていてこれしかない!」なんていう方がいます。そういった、「絶対これがいい!」とあなたが思える雛人形に出会えれば、それがベストです。
あなたが気に入って大切にしていれば、娘さんもそのお人形を大好きになります。毎年飾るのも、「めんどくさい」より「楽しみ」になるので、娘さんがお嫁に行くまで沢山飾ってあげられますよ。
このことを頭に入れたうえで、これから説明していくことを参考に、お雛様を選んでみてくださいね。
雛人形は親王飾りと三段飾りどっちがいい?
せっかくなら、華やかな雛人形を飾りたいと思いますが、マンションの限られたスペースでは、とても七段飾りは置けませんよね(^-^;
そんなとき、頑張って三段飾りを飾るべきか、親王飾りにするか、とても悩むと思います。
場所は取るけど三段あると華やかで、人形も多い分子供が見る楽しみも増えるかな?と思うし、でも飾りやすい親王飾りも捨てがたい。
そこで、それぞれのメリットとデメリットを並べてみました。
▽雛人形を三段飾りにした場合
◎メリット
- 見た目が豪華で華やか
- 記念撮影などするにも映える
なんといっても「ひな祭り!」という雰囲気が出るのが三段飾りの良いところですよね。眺めながらのお祝いパーティーなども、三段あったほうがいい感じかもですね。
また、ひな壇の前で記念撮影などするときも、三段あると結構映えるのでオススメです。毎年記念撮影すると成長がわかります♪
×デメリット
- 飾るスペースをかなり取る
- 収納スペースもかなり取る
- 飾る&片付けるとき、やや手間がかかる
一番の問題はやはり大きさゆえの「飾る場所が確保できるか?」ということですね。
また、飾る方ばかり考えがちですが、気を付けてほしいのが「収納スペースもかなり必要」ということ。
段がそのまま収納ボックスになっている「収納飾り」やすべてケースに入って飾りつけの手間が無い「ケース飾り」であれば、飾る時はコンパクトで狭いスペースにも飾れるのですが、大きい箱になるのでまとまった収納スペースが必要になります。なので、収納があまりないおうちだとちょっとキツイかもです(^-^;
▽雛人形を親王飾りにした場合
◎メリット
- 三段よりスペースが少なくてすむ
- 二体だけなぶん、大き目の人形になっていて立派
- 飾る&片付ける手間も少ない
親王飾りは三段のものよりも、場所をとらずに飾れるのが良いところです。テレビ台やチェストなど、ちょうどお雛様を飾れそうな台があればその上に飾れるので、わざわざ場所を用意する手間もありません。
また、少ないスペースに飾れるような三段飾りの人形に比べて、親王飾りの人形の方がやや大きめだったりします。物にもよりますが、同じスペースでも他に飾るものがないぶん人形を立派にできるんですね。
なので、三段ほどではないにしろ、華やかに飾ることができますよ。
×デメリット
- 台が無い場合用意する必要がある
- 三段飾りよりは見た目の派手さは無い
親王飾りの場合、何か台を用意した上に飾らないと低すぎておかしくなってしまうので、ちょうどよい台が無い場合は別途用意する必要があるのが難点です。
こちらも収納ケースが台になるものもありますが、それだけではちょっと低いかな…もう少し高い方が見栄え的には良いと思います。
パッと見の豪勢さはやはり少し三段飾りには負けますね。
▽三段飾りと親王飾り、選ぶポイント
それぞれの特徴を見てきましたが、やはり一番大きいポイントは飾る場所&しまう場所が確保できるかどうかですね。
「スペースが確保できる!」という場合は三段飾りを。
「ギリギリだな…」という場合には親王飾りをオススメします。
三段飾りを買ってその後飾るのがおっくうになってしまうことがあったとしても、親王だけ飾ることもできます。
反対に、親王飾りを買って、後々三人官女などもやっぱりほしいな、と思ったら追加で購入することもできます。
どちらも無駄にはならないので、今のおうちの状態とあなたの気持ちで決めて大丈夫ですよ(*´v`)
ちなみに私の雛人形は親王飾りでした。幼いころから段飾りに憧れることもなく、自分のお人形大好きで毎年ワクワクしましたよ。
収納は、お人形の箱×2・台座部分・お飾りで4箱。押入れの天袋(上の狭いスペース)半分が埋まるか埋まらないかくらいです。
3段飾りだとこの3倍くらいになりそうですので、しまえるところがあるかどうかの参考にしてみてください。
雛人形は木目込みと衣装着どっちがいい?
雛人形には、一般的な衣裳着というものと、木目込みという木で作られたものがあります。
この二つ、どちらにもよい所があり迷ってしまうかもしれませんね。
衣裳着のものは、やはり実際に着せている見事な着物が目立ち豪勢です。人形の大きさもしっかりしているので見栄えがしますね。
木目込みのものは丸っこいフォルムと幼い愛らしいお顔が特徴ですよね。この幼いお顔が、とても優しくて落ち着きます。また、我が子に似ているかも、と思うのもこちらのタイプが多いようです。
衣裳着の方が見た目が派手で、また多くの人が持っているので、娘さんがある程度大きくなったときに気に入ってくれるかも、と思っている方も多数いるようですね。木目込みだと「他のお雛様と顔が違う」と思われてしまうのでは?と不安に思うのかもしれません。
ですが、最初に言ったとおり、どんなものでも母親であるあなたが気に入って、毎年毎年愛でていれば、娘さんも自然と愛着をもっていくものです。自分のお雛様は特別可愛い!と思ってくれるように、あなたがお雛様を可愛がってあげればよいんです。
なので、どちらが良いかと種類で悩むのではなく、あなたが一番気に入ったお顔の物を選ぶといいですよ。ピンとくるものがきっと見つかります。
また、前の章で「3段は置けないかも」と思った場合でも、この木目込みなら小ぶりで3段のものでもコンパクトサイズだったりするので、そちらで探してみるのもいいかもしれませんね。
本当に場所が無くて玄関のちょっとしたところにしか飾れない、という場合も、木目込みの小さな親王飾りなら置けるかもしれません。
お顔の好みが合えば、スペースに合わせて木目込みの雛人形も検討してみてくださいね。
雛人形選びのポイントまとめ
- 三段飾りを置くスペースがあるなら三段飾りの雛人形を
- ギリギリor置けないなら親王飾りを
- 衣裳着と木目込みはあなたの好みで決めてOK
- 木目込みは飾るスペースが少ない場合特にオススメ
年に一度、一カ月程度しか飾らない雛人形ですが、だからこそ毎年嬉しい気持ちで眺められるものを選びたいですよね。
大きくなったら親子で一緒にお雛様を飾るのも楽しい時間ですからね(*´ω`)
娘さんのための雛人形ですが、まずはあなたが気に入らないと、毎年出すのもイヤになってしまうかもしれません。
喜んでもらうためにも、一緒に楽しいひな祭りを過ごすためにも、あなたが心から気に入る雛人形が見つかることを願っています♪
それでは、楽しいひな祭りを♪
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